心打たれる感動のストーリーで涙を誘うドラマは、これまで日本でたくさん放送されてきました。病気と闘う主人公を中心としたものや、切ない恋模様を描いた恋愛もの、家族愛を題材にしたものなど、さまざまなジャンルの作品があります。
まだ見たことがない方も、感動ドラマが好きで探している方も、もう一度見たい方にも人気度が高く、誰もが聞いたことがあるおすすめドラマを紹介します!
泣けるドラマ【5選】
『silent』(2022年)
〇 無音の世界で再会したカップルの切ないラブストーリー
最愛の人・佐倉想との別れを乗り越え、新しい恋人と今を生きている青羽紬。彼女はある日、8年越しに想と再会し、彼が難病を患い聴力を失っていたことを知ります。想が手紙ひとつ残して姿を消した理由を察して、今の彼と向き合っていこうとしますが……。
ここがおすすめ!
・登場人物みんな優しくて、繊細で、相手が大切だからこそすれ違っていく……。どんなに辛い運命で も、誰かを思いやって前向 きに生きる姿に勇気づけられます。
・場面ごとのサウンドトラックが世界観を引き込んでいて感情移入させられます。
『コウノドリ』(2015年)
〇 生まれてくる命と向き合う感動の医療ドラマ
本作の舞台は、ハイリスク出産に対応する周産期母子医療センター。ジャズピアニストと産婦人科医、二足のわらじを履く鴻鳥サクラを中心に、命と向き合う医師を描く医療ドラマです。主人公を演じるのは、連続ドラマ単独初主演の綾野剛。その他のキャストには松岡茉優、星野源といった実力派俳優たちが集結しました。
ここがおすすめ!
望まぬ妊娠・出産や「出生前診断」の是非など、命の尊さや生まれてくる奇跡を繊細に描いており、涙が止まらない!もし自分が患者の立場だったら、、、と考えさせられます。医師や助産師、看護師の温かい優しさにも涙します!!
『PICU 小児集中治療室』(2022年)
〇涙もろい「どさんこドクター」が子どもの命を救う!
「月9」初主演の吉沢亮とドラマ『監察医 朝顔』チームがタッグを組んだ医療ドラマ。15歳までの小児患者を対象とする集中治療室「PICU」で働く医師を描きます。
土地が広大ゆえに救急医療のハンデも多い北海道。ここで生まれ育った小児科医・志子田武四郎は、病院に新設されたPICUへの異動を命じられました。そこで、医療用ジェット機の運用を実現し、どんな子でも受け入れられる環境を作るために奮闘します
ここがおすすめ!
・小さな子どもがこんなつらい想いをしながら毎日を生きていると考えて泣いてしまう!
・志子田はとにかく涙もろく、非力な自分を嘆き傷いて成長する姿に胸を打たれます。
・志子田の母の愛にも感動します、、
『春になったら』(2024年)
〇 3か月後に結婚する娘と、3か月後に死んでしまうと宣言した父の感動の親子物語
幼い頃に母を亡くした瞳(奈緒)は、父の雅彦(木梨憲武)と2人暮らし。助産師として働きながら、お笑い芸人を目指すバツイチの一馬(濱田岳)と交際していました。そんな瞳は、一馬と結婚することを決意。
雅彦に「3か月後に結婚します!」と宣言すると、雅彦は「3か月後に死にます!」と言い出し……。雅彦は既に骨や肝臓にも転移する末期の膵臓癌と診断されていたのです。
雅彦は治療をしないと言い、瞳は雅彦の決断に葛藤します。2人はそれぞれ「結婚までにやりたいことリスト」、「死ぬまでにやりたいことリスト」を書き、1つずつ親子で願いを実現していくことに。木梨憲武演じる雅彦は、当て書きをしているだけあって、木梨でなければ演じられないほど適役でした。癌を抱えながらも明るく振る舞い、「治療をしない」という信念を曲げずに過ごす雅彦。そんな父の決断を見守りつつも、葛藤しながら幸せを見つけて行く瞳。こんなに泣かせる親子は他にいないほど、毎週涙涙の展開でした!
ここがおすすめ!
木梨憲武演じる雅彦は、当て書きをしているだけあって、木梨でなければ演じられないほど適役でした。癌を抱えながらも明るく振る舞い、「治療をしない」という信念を曲げずに過ごす雅彦。そんな父の決断を見守りつつも、葛藤しながら幸せを見つけて行く瞳。こんなに泣かせる親子は他にいないほど、毎週涙涙の展開でした!
『コードブルー』(2017年)
〇 救える命と手から溢れていく命に苦悩する医師たちの闘い
救急医療にスポットを当て、山下智久主演でドラマ化された「コード・ブルー」。TVシリーズ全3シーズンにSPドラマ3作、劇場版1作と続いた長期シリーズです。
無事に回復する患者がいれば、中には命が助かっても後遺症が残る患者もいて、災害や事故の現場では医師たちの身に危険が迫ることも……。そんな状況下で、時に職務と人生の間で揺らぎながらも命と向き合う研修医と指導医、フライトナースたちの姿に胸を打たれるでしょう。
ここがおすすめ!
災害や事故のシーンではトリアージ(重症度に基づく医療・治療の優先度)も取り上げており、視聴者に“命の重さ”を訴えかけます。シーズンを追うごとに成長していく藍沢たちの姿に、山下智久や新垣結衣、戸田恵梨香ら演じた俳優陣の躍進が重なり、感慨深いものがあるかもしれません。
また、主人公たちのひとつひとつの言葉の重みにも感動します。
┃感動と涙が止まらない!泣ける日本のドラマおすすめ
独自の基準をもとに、感動必至の泣けるドラマ5作品を紹介しました。
すでに視聴済みのドラマも、その時々の境遇などによって感じ方が変わるかもしれません。コロナ禍で生活が激変し、今までと違うストレスに悩む人が増えつつある現在。日々のモヤモヤや悲しみなど負の感情は、涙と一緒に洗い流してしまいましょう!